水温計

最近の車には水温計の無い車両も増えて来ました。 意味不明なメータ類を複数並べるよりも良いであろうという作り手側(メーカ)の判断だと思います。 青色の場合は水温が設定値よりも低い状態を示し、オレンジで適正状態。赤は過熱状態(オーバーヒート)を示しています。オーバーヒートは比較的起こりやすく、かつ非常に大きなダメージをエンジンに与えるトラブルです。日々のこまめなメンテナンスは当然ですが、万が一オーバーヒートを示すサインが出た場合は一旦運転を中止し、すぐに専門家の指示を仰ぎましょう。自身での適当な判断は大きなトラブルの引き金になります。

上記の様な車両以外はこちらの様なタイプになります。 指針が左右に動く物、上下に動く物と多少の違いはありますが、基本的には「範囲の中央が適正な状態」が原則です。 走行中、信号待ちなどの時少し気にして見る習慣をつけると良いでしょう。 指針が真ん中よりもヒート側(高温側)を指した場合は上記と同様、運転を一旦中止しましょう。

一部スポーツ系や高級車両を除き、油圧系が標準で装備されている車両は日本車には少ないので、あまり馴染みが無いかもしれません。 運転中のエンジン内部では、オイルがポンプによって高圧で各部に圧送されています。 その際のオイルにかかっている圧力を表示したものです。 エンジンによって適正値は様々ですが、水温計とは違い、エンジンの回転数・負荷状況により、かなり広範囲で指針が移動します。また温度による指針の移動範囲の変化も大きく、慣れない間はかなり「???」な物です。 指針が「0」やあるいは「0」に近い所を指す様な場合、点検確認等が必要になります。この際も出来るだけエンジンを一旦止め、専門家の指示を仰ぎましょう。
エンジン内部の各軸受けは「流体軸受け」と呼ばれる物がほとんどで、オイルにかかった圧力により、軸を軸受け中心に浮かせる事により機能しています。 十分な圧力が得られない場合などは軸と軸受け部分が接触を起こし、瞬間的に金属同士が焼きつきを起こします。オーバーヒートと同様、比較的起こりやすく、とても大きなダメージを出してしまうトラブルです。

今の日本車ではこちらの方がポピュラーです。エンジン始動直後、数秒程度点灯してその後は消えてしまうのが正常です。エンジン始動直後に点灯しない場合、システムが機能していない可能性がありますので要点検です。 また、走行中にこのマークが出た場合、「オイルが送られていない」という事を意味します。上記の様なトラブルを避けるため、運転は一旦中止しましょう。
BATTERY

バッテリの状態を示した物ではなく、発電機(オルタネータ)の状態を示しています。 通常、運転中に必要な電力の全てを発電機で賄っています。 発電機からの電力供給が途絶えた場合、あるいは必要量の供給が出来なくなった場合(主に電圧の低下)、このサインが点灯します。バッテリの電力でしばらくの間は運転が可能ですが、「供給電力の低下=エンジン停止」となる場合が多く、非常に棄権です。出来るだけ速やかに運転を中止しましょう。
CHECK ENGINE

このライトはチェックエンジンライトと呼ばれます。現在の車は、エンジン制御のほとんどをコンピュータを用いて行っています。 その様な制御の上で必要な情報を収集するため各種センサ・アクチュエータ等が複数使われています。そのセンサ等からの信号に異常が検出された場合、あるいはシステムその物に異常があるとコンピュータが判断した場合、このサインを点灯する事により運転者に知らせるシステムです。
診断には専用の機器(車載のコンピュータと通信をして、自己診断結果を読み出す為の専用のコンピュータ)が必要になりますので、個人での診断はまず不可能です。ただ、大抵の場合「チェックエンジンライトの点灯=緊急な修理」では無い場合が多いので運転を即時中止する必要は必ずしもありません。 しかし速やかに診断を行う必要があります。リペアショップ等に持ち込み、チェックアップされる事をお勧めします。
MAINTENANCE REQUIRED

比較的高年式の車両にはこのサインが出る様になって来ました。今後どんどん装備車両が増えていく方向だと思います。 このサインは、実際のトラブルや問題を運転者に知らせる為の物では無く、定期的(殆どがマイルを基準にしている様です)、例えば3,000マイルおきに付く等の仕組みになっています。 「点灯したら車をメンテナンスに出してくださいね」 というサインだと思っていただければよいでしょう。
その他
特定の車両のみに表示されるマークもあります。詳しくはオーナーズマニュアル等に明記してありますので参照されると良いでしょう。 走行中意味の判らないマークが突然点灯すると、やはり気分の良いものではありません。
最後に
自分の車を大切に思う、これがなによりの「メンテナンス」ではないでしょうか?